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2025年に絶対に見逃せない北部ベトナムの代表的な料理トップ10

Date: 2025.10.08

北部ベトナム料理を紹介

ベトナム北部は、国の文化発祥地として、何千年もの歴史を通じて独自の食文化を育んできました。北部料理は単なる調理法ではなく、生き方や人との関わり方、人間性の価値を映し出す文化の物語です。

北部料理の特徴は、味付けが控えめで上品、淡泊ながらも鮮やかな色合いと、細部にまでこだわる繊細さにあります。一つひとつの料理が厳選され、変わることのない基準となっており、長い歴史を持つ文化の品格を体現しています。

2025年、食を通じた観光がますます盛んになる中、北部の代表的な料理を味わうことは、単なる味覚の体験ではなく、文化・歴史・人々への理解を深める旅でもあります。
Help Allと一緒に、北部に来たら絶対に外せない10の名物料理を見ていきましょう。

1. ハノイのフォー(Phở Hà Nội)

ハノイのフォーは、ベトナム料理、特に北部を代表する象徴的な存在です。20世紀初頭に誕生したこの料理は、ベトナムとフランスの食文化の融合によって生まれました。
特徴は、何時間も牛骨を煮込んで作る透き通ったスープで、淡泊ながらも深い旨味があります。

ハノイの伝統的なフォーには主に「フォー・タイ(生牛肉)」と「フォー・チン(茹でた牛肉)」の2種類があります。フォーの麺は柔らかすぎず、太すぎず細すぎず、絶妙なバランスが求められます。牛肉は新鮮で薄切り。トッピングには細かく刻んだネギ、香草、黒胡椒が一般的です。

本場のフォーを正しく味わうには、熱々のスープで食べること、香草や調味料を入れすぎないことがポイントです。良いフォーは、スープ、麺、肉、香味のバランスが取れている必要があります。

おすすめのフォー店:

フォー・ヴィー・ナム(Phở Vy Nam)
📍ハノイ市ホアンマイ区マイドン、タムチン通り119番地
🌐(公式サイトなし/未記載)

フォー・ザー・チュエン・バットダン(Phở Gia Truyền Bát Đàn)
📍ハノイ市ホアンキエム区クアドン、バットダン通り49番地

フォー・ザウ(Phở Dậu)
📍ホーチミン市3区8坊、ナムキーコイギア通り288 M1, 288J1番地

フォー・カオ・ヴァン(Phở Cao Vân)
📍ホーチミン市1区ダカオ、マックディンチー通り25番地
🌐(公式サイトなし/未記載)

A vertical shot of Vietnamese food, Pho Bo soup with red chilies on the table

2. ブンチャー(Bún chả)

ブンチャーはハノイの名物料理として知られ、2016年にアメリカ前大統領バラク・オバマ氏がハノイ旧市街のブンチャー店で食事をしたことでも世界的に有名になりました。
この料理は、つるつるの米麺(ブン)、炭火焼きの肉団子と豚肉、そして甘酸っぱいヌクマム(魚醤)のタレで構成されています。

ブンチャーに使われる肉には2種類あります。「チャー・クア(chả cua)」は挽いた豚バラ肉を丸めて炭火で焼いたもの、「チャー・ティット(chả thịt)」はスライスした豚バラ肉を香辛料に漬け込み、こんがりと焼いたものです。
タレはヌクマムに酢や砂糖を加えて程よい甘酸っぱさに仕上げられ、千切りのパパイヤやニンジンが加えられることも多いです。

本場の食べ方は、米麺をタレに浸し、レタス、シソ、バジルなどの香草を添えて一緒にいただくのが一般的です。
炭火の香ばしさと具材のバランスが絶妙に調和し、忘れられない味わいを生み出します。

おすすめのブンチャー店:

ブンチャー・ダック・キム(Bún chả Đắc Kim)
📍ハノイ市ホアンキエム区ハンザイ、ハンマイン通り1番地
🌐 bunchahangmanh.vn

ブンチャー・フーン・リエン(Bún chả Hương Liên)
📍ハノイ市ハイバーチュン区ファンチューチン、レヴァンフー通り24番地
🌐 facebook.com/bunchahuonglienobama

ブンチャー・ホーグォム(Bún Chả Hồ Gươm)
📍ホーチミン市3区ボーティサウ坊、グエンディンチエウ通り128C-130番地
🌐 bunchahoguom.vn

ブンチャー・アイン・ホン(Bún Chả Ánh Hồng)
📍ホーチミン市3区14坊、リーチンタン通り117番地
🌐 bunchaanhhong.com

出典:AllTop

3. タインチーのバインクオン(Bánh cuốn Thanh Trì)

タインチー村(現在のハノイ市ホアンマイ区リンナム坊)は、何百年もの歴史を持つバインクオン(蒸し米クレープ)の伝統的な産地として知られています。
バインクオンは、米粉を水で溶いて薄く延ばし、広い鍋の上で蒸して作る、まるで紙のように薄く白いクレープ状の料理です。

中の具は、挽いた豚肉、しいたけ、みじん切りの玉ねぎを炒めて味付けしたものです。
バインクオンは、チャールア(ベトナム風ハム)、チャークア(蟹のすり身)、ジョーソン(生の練り肉)、香草、甘酸っぱいヌクマム(魚醤)と一緒に提供されます。
タインチーのバインクオンの特徴は、皮が薄く柔らかく、巻いても破れないことです。

バインクオン作りは、技術と経験を要する職人技です。
職人は、火加減、生地の濃さ、蒸す時間を的確に調整し、完璧な一枚に仕上げる必要があります。
タインチーのバインクオンは単なる料理ではなく、UNESCOにも認められた食の芸術とも言えます。

おすすめのタインチー・バインクオン店:

バインクオン・バー・ホアン(Bánh Cuốn Bà Hoành)
📍ハノイ市ホアンキエム区グエン・ドゥー、トー・ヒエン・タイン通り66番地

バインクオン・タインチー・コー・ラン(Bánh cuốn Thanh Trì Cô Lan)
📍ハノイ市ホアンマイ区タインチー、タンダム通り30番地

バインクオン・タインチー・キムリエン(Bánh Cuốn Thanh Trì Kim Liên)
📍ホーチミン市1区ベンゲー、チューマンチン通り14/3D
🌐 foody.vn/ho-chi-minh/banh-cuon-thanh-tri-kim-lien

バインクオン・バー・ハン(Bánh Cuốn Bà Hanh)
📍ホーチミン市1区フートゥアン坊、レーティリエン通り74番地

出典:VinWonders

4. ラー・ヴォンのチャーカー(Chả cá Lã Vọng)

チャーカー・ラー・ヴォンは、フランス植民地時代から存在する長い歴史を持つ料理で、150年以上を経てハノイの名物料理となりました。
この料理は、チャーカー通り(現在のチャーカー・ラー・ヴォン通り)に住むドアン家によって生み出され、現在ではベトナム全国63省に広がるほど有名になりました。

チャーカー・ラー・ヴォンの主な材料は、新鮮な「カー・ラン(ナマズの一種)」で、骨を丁寧に取り除き、厚めにスライスされた身をターメリック(ウコン)、リェン(ショウガに似た香辛料)、発酵海老の調味料(マムルオック)などの特製スパイスで漬け込みます。
魚は炭火で軽く焼いたあと、熱した鉄製のフライパンに移し、油を加えてネギとディル(イノンド)と一緒に香ばしく炒めます。

この料理は、ブン(米麺)、香草(ディル、シソ、バジルなど)、炒りピーナッツ、濃厚なマムトム(発酵エビのタレ)と一緒に食べられます。
ディルの香りと炭火焼きのコクのある魚の味わいが絶妙に調和し、忘れられない一皿になります。
この独特な食べ方と風味が、チャーカー・ラー・ヴォンを外せないグルメ体験にしています。

おすすめのチャーカー・ラー・ヴォン店:

チャーカー・アイン・ヴー(Chả Cá Anh Vũ)
📍ハノイ市ホアンキエム区旧市街チャーカー通り17番地

チャーカー・ヘー(Chả cá HỀ)
📍ハノイ市カウザイ区ディックヴォン、チャン・クイ・キエン通り8/12番地

チャーカー・ラー・ヴォン(Chả Cá Lã Vọng)
📍ホーチミン市3区6坊、ホー・スアン・フオン通り7番地

チャーカー・デーヴオン(Chả Cá Đế Vương)
📍ホーチミン市タンビン区4坊、チュオンソン通り35番地
🌐chacadevuong.com

出典:Toplist.vn

5. ヴォン村のコム(Cốm làng Vòng)

ヴォン村(現在のハノイ市 バクトゥーリェム区 ドンガック坊)は、何百年もの歴史を持つ「コム(若い緑米)」の製造で知られています。
コムは、まだ熟していないやわらかく自然な緑色の若いうるち米を、適切な時期に収穫して作られます。

製造工程は非常に手間がかかり、まず大きな鍋で弱火でお米を炒り、その後石臼で脱穀し、最後にふるいにかけて美しい緑色のコムを取り出します。
美味しいコムは、自然な緑色で、もちもちした食感、薄い皮、そして若い米特有のやさしい香りが特徴です。

コムはそのまま食べてもよいですし、「バインコム(コムの餅)」、「チェーコム(コム入り甘いスープ)」、「コムゼオ(やわらかく練ったコム)」などの料理にも使われます。
伝統的な食べ方は、バナナの若葉に包み、熟したバナナと一緒にいただくスタイルで、自然な甘さとバナナ葉のほのかな香りが調和する、繊細で上品な味わいです。

おすすめのコム(若い緑米)専門店:

コム・ヴォン・バー・ホアン(Cốm Làng Vòng Bà Hoản)
📍ハノイ市カウザイ区ディックヴォンハウ坊、スアン・トゥイ通り、63路地36番地
🌐 comvonghanoi.com

コム・トゥー・フエ(Cốm Thu Huệ)
📍ハノイ市ナム・トゥ・リェム区メーチー坊、メーチー・トゥオン通り16番地
🌐 commetri.com

ハノイ食品専門店ティエン・フエ(Cửa Hàng Thực Phẩm Hà Nội Tiến Huệ)
📍ホーチミン市フーニョアン区、グエン・ヴァン・チョイ通り68C番地
🌐 www.tienhue.com

出典:Hanoi Local Tour

6. ブン・オック(Bún ốc)

ブン・オックは、豚骨、エビ・カニ、そして特にタニシなどの貝から煮出した旨味たっぷりのスープが特徴の料理です。
種類も豊富で、「冷たいブン・オック(bún ốc nguội)」「酸味のあるブン・オック(bún ốc chua)」「カニと貝のブン・リêu(bún riêu cua ốc)」などがあり、それぞれ独特の風味を楽しめます。

主な材料は、タニシ、マテ貝、巻貝などの新鮮な貝類で、きれいに洗ってから茹でて使用します。
スープは豚骨、エビ・カニ、トマト、そして貝の茹で汁を加えることで、独自の風味を生み出します。
具材には田ガニ、干しエビ、魚のすり身揚げ、豚足などが加えられることもあります。

ブン・オックは、シソ、コリアンダー、レタスなどの香草や、発酵エビのタレ「マムトム」をつけて食べるのが一般的です。
貝の自然な甘みと香草の爽やかさがスープのコクと調和し、食欲をそそる味わいです。
見た目以上に栄養価も高く、ヘルシーな料理としても人気です。

おすすめのブン・オック店:

ブン・オック・コー・フエ(Bún ốc cô Huệ)
📍ハノイ市ホアンキエム区旧市街グエン・シエウ通り43番地

ラーウ・オック・バー・ルオン(Lẩu Ốc Bà Lương)
📍ハノイ市ドンダー区クオン・トゥオン坊、クオン・トゥオン通り189番路地64番地(34番地もあり)

ブン・オック・スオン・コー・サウ(Bún ốc sườn cô Sáu)
📍ホーチミン市3区ボー・ティ・サウ坊、ハイ・バ・チュン通り457番地
🌐 facebook.com/bunocsuoncosau

出典: MediaMart

7. ワタリガニの揚げ春巻き(Nem cua bể)

「ネム・クア・ベー(Nem cua bể)」は、ハイフォンやクアンニンなどベトナム北部の沿岸地域を代表する料理です。
この料理には、新鮮で甘みがあり栄養価も高いワタリガニが使われます。ネム・クア・ベーには、炭火焼きタイプと揚げタイプの2種類があります。

ワタリガニは厳選され、身とカニ味噌を取り出し、ひき肉、玉ねぎ、干し椎茸、鶏卵、各種調味料と混ぜ合わせます。
この具材を薄いライスペーパーで包み、炭火で焼くか油でカリッと揚げて仕上げます。焼き上がったネムは黄金色で香ばしい香りが立ち、見た目も食欲をそそります。

ネム・クア・ベーは、ブン(米麺)やレタス、シソ、バジルなどの香草、甘酸っぱいヌクマム(魚醤)と一緒に食べられます。
ワタリガニの自然な甘みと香草の風味が調和し、特別感のある一品となっています。ネム・クア・ベーは、味わい深く、海の恵みを感じられる料理です。

おすすめのネム・クア・ベー店:

クアン・ガー・ネム・クア・ベー(Quán Nga Nem Cua Bể)
📍ハイフォン市ゴークエン区カウダット、チャンニャットズァット通り92番地

ブンチャー・ビンミン – ネム・クア・ベー(Bún Chả Bình Minh – Nem Cua Bể)
📍ハノイ市ホアンキエム区ハンボー、バッスー通り23番地

クアン・ネム・レストラン(Quan Nem Restaurant)
📍ホーチミン市1区ベンゲー、グエン・ティ・ミン・カイ通り15E番地

出典:Yêu Trẻ

8. 西湖のバイン・トム(Bánh tôm Hồ Tây)

「バイン・トム・ホー・タイ(西湖のエビ揚げ餅)」は、ハノイでもっとも有名な軽食の一つです。
この料理は、西湖周辺の村々で誕生し、新鮮な小エビ(川エビ)が豊富に獲れることで知られています。バイン・トムは、米粉の生地に小エビを加え、黄金色になるまでカリッと揚げて作られます。

主な材料は新鮮な小エビ(テナガエビなど)で、丁寧に洗い、殻をむいて頭をつけたまま使います。
生地は米粉、タピオカ粉、卵、水で作り、混ぜる比率が重要で、揚げたときにカリッとしていながら硬すぎない仕上がりにすることが求められます。
中火の油でじっくりと揚げることで、きれいな黄金色に仕上がります。

バイン・トムは、レタス、シソ、バジル、きゅうりなどの香草と、甘酸っぱいヌクマム(魚醤)をつけて食べるのが定番です。
サクサクした食感、エビの甘み、香草のさわやかさが組み合わさって、非常に魅力的な軽食になります。
午後や夕方に友人と集まって食べるのにぴったりの一品です。

おすすめのバイン・トム(エビ揚げ餅)店:

西湖バイン・トムレストラン(Nhà Hàng Bánh Tôm Hồ Tây)
📍ハノイ市タイホー区イェンフー、タンニエン通り
🌐 banhtomhotay.com

バイン・トム・バー・ロック(Bánh tôm Bà Lộc)
📍ハノイ市ドンダー区ファム・ゴック・タック通り80番地/リエンヴィエット通り6番地
🌐 banhtombaloc.com

クアン・ゴン138(Quán Ngon 138)
📍ホーチミン市1区ベンゲー、ナム・キ・コイ・ギア通り138番地
🌐 facebook.com/quanngon138.fan

9. ソイ・セオ(Xôi xéo)

ソイ・セオは、ハノイの伝統的な朝食で、生のウコンから作られる鮮やかな黄色が特徴です。
「ソイ・セオ」という名前は、もち米をフライパンで炒めて(xéo)、もちもちの食感と美しい黄色を出すことに由来すると言われています。シンプルながらも魅力的で栄養豊富な一品です。

主な材料は白もち米で、一晩水に浸してから炊きます。
調理過程でつぶした生のウコンを加え、自然な黄色をつけます。
炊き上がったもち米は、葱油で炒めて香りともちもち感を出します。
ソイ・セオには、風味を増すためにカレー風味の緑豆ペーストが添えられることもあります。

ソイ・セオは、チャールア(蒸しハム)、チャークア(蟹のすり身)、パテ、うずらの卵、漬物、唐辛子味噌と一緒に食べられます。
伝統的な食べ方は、バナナの葉に包み、竹のスプーンでいただくスタイルです。
もちもちの甘み、カレー風味の緑豆のコク、各種チャーの旨味が合わさり、栄養満点で美味しい朝食になります。

おすすめのソイ・セオ店:

ソイ・カットラム(Quán Xôi Cát Lâm)
📍ハノイ市ホアンキエム区クアドン、ドゥオンタン通り24B番地

ソイ・セオ・ラップトゥイ(Xôi Xéo Lập thủy)
📍ハノイ市ホアンキエム区ハンバイ、ヴォンドゥック通り11番地

ソイ・セオ・バー・バオ(Xôi Xéo Bà 3 Béo)
📍ホーチミン市7区タントゥエンドン、チャンチョンカン通り103番地

ソイ・ラー・セン(Xôi Lá Sen)
📍ホーチミン市タンビン区3坊、ゴーティートゥミン通り35番地

出典:Hoa học trò

10. ヴーダイ村の魚の煮込み(Cá kho làng Vũ Đại)

ヴーダイ村の魚の煮込みは、ハナム省の名物で、紅河デルタの田園風景を舞台にした南高(Nam Cao)の小説「チー・フェオ(Chí Phèo)」の世界観を思い起こさせます。
この魚料理は、何百年にもわたる伝統の秘伝の方法で作られ、ベトナムの旧正月(テト)に欠かせない“ブランド”料理となっています。

主な材料は天然のブラックカープ(カワヒラ)、大きく肉厚な部位を選びます。
土鍋で12~16時間じっくり煮込みます。調味料はすべて自然由来で、良質のヌクマム(魚醤)、パームシュガー(トットノット)、胡椒、生姜、リェン(ショウガに似た香辛料)、秘伝の材料を使い、防腐剤は一切使いません。

ヴーダイの魚の煮込みは、濃厚で芳醇な香り、締まった身ながらも乾燥せず、上品で脂っこくない味わいが特徴です。
各土鍋は職人の丹精と細心の注意が込められており、特に旧正月前には一晩中火を絶やさず、国内外の需要に応えています。

おすすめのヴーダイ村魚の煮込み店:

ヴーダイ村魚の煮込み店 – ホアン・トー(Cửa hàng cá kho làng Vũ Đại – Hoàng Thơ)
📍ハナム省リー・ニャン、ゾム11番地
🌐 cakhohoangtho.vn

ヴーダイ村魚の煮込み(Cá Kho Làng Vũ Đại)
📍ハナム省リー・ニャン、トン2番地
🌐 cakhotranluan.com

ヴーダイ村レストラン(Nhà hàng Làng Vũ Đại)
📍ホーチミン市トゥードゥック区アンフー、ソンハン通り84番地

出典:Kendrick World Class

結論

北部の代表的な10の料理を探求してみると、この地域の料理が本当にかけがえのない宝庫であることがわかります。
北部料理の最も尊い点は、伝統的な味を守り続ける強い意志です。
現代において、多くの料理が大衆の味覚に合わせて変化していく中で、北部の料理は調理法から食べ方まで、元の姿と味わいをそのままに保っています。

初めて北部を訪れる人は、単にお腹を満たすだけで終わらせないでください。
古い街並みの空気を感じ、早朝の屋台の呼び声を聞き、生涯をかけてその職に携わる職人たちと話してみましょう。
北部の料理は単なる食べ物ではなく、生活様式であり、シンプルながらも繊細で、素朴でありながらも深い哲学なのです。

これらの味わいが過去と現在、伝統と現代をつなぐ架け橋となり、私たちが祖先から受け継いだ貴重な文化的価値をより大切にする手助けとなるでしょう。