【緊急津波警報】ロシア沖M8.7巨大地震に伴う広範囲津波警報発令
Date: 2025.08.05
📌 要約:【津波速報】北海道~和歌山沿岸に津波警報 各地で津波観測
出典:NHK|2025年07月30日発表
1. ロシアで発生した大地震による津波警報発令
2025年7月30日午前、ロシア・カムチャツカ半島付近でマグニチュード8.7の大地震が発生し、太平洋沿岸地域に津波警報が発令されました。対象範囲は北海道から和歌山県に及びます。
日本気象庁は公式に津波警報を発表しており、複数の地域で実際に津波の到達が確認されています。
⚠️ 津波は複数回にわたって襲来する可能性があります。できるだけ高台や内陸部へ避難し、沿岸から離れるようにしてください。警報が解除されるまでは絶対に戻らないでください。
2. 津波の到達が確認される(午後0時29分現在)
🔴50センチの津波:
・宮城県石巻港・午前11時51分
🔴40センチの津波:
・北海道広尾町十勝港・午前10時51分
・青森県八戸港・午前11時16分
・北海道苫小牧東港・午前11時32分
・福島県いわき市小名浜港・午前11時32分
・茨城県大洗港・午前11時38分
・福島県相馬港・午前11時49分
・仙台港・午前11時52分
・北海道浜中町・午前11時54分
🔴30センチの津波
・根室市花咲・午前10時30分
・釧路港・午前10時42分
・えりも町・午前10時46分
・岩手県の大船渡港・午前11時7分
・北海道紋別港・午前11時15分
・北海道オホーツク海側の枝幸町・午前11時22分
・茨城県鹿島港・午前11時43分
🔴20センチの津波
・北海道の網走港・午前10時53分
・岩手県の釜石港・午前10時58分
・岩手県の宮古港・午前10時59分
🔴10センチの津波
・神奈川県横須賀港・午後0時10分
・横浜港・午後0時26分
🔴このほか
・千葉県銚子市・午前11時9分
・小笠原父島・午前11時57分
・神奈川県三浦市三崎漁港・午前11時29分
・神奈川県三浦市油壺・午前11時22分
・静岡県伊東市・午前11時21分
・三重県尾鷲港・午後0時8分

3. 日本気象庁からの発表
午前10時10分からの記者会見で、日本気象庁の地震・津波対策担当官である清本慎司氏は以下の点を強調しました。
・沿岸部や河川近くに住む住民は、直ちに高台や安全な建物へ避難してください。
・警報が解除されるまでは、安全な場所を離れないでください。
・最初の津波は最も早く午前10時頃に到達する可能性があり、すでに到達しているかもしれません。
・津波は長時間にわたって続き、最初の波よりも高い波が後から来る場合があります。
・この地震は日本から非常に離れた場所で発生しましたが、多くの地域で軽い揺れを感じました。
・今月、この地域ではマグニチュード7.4の地震も観測されています。
・この地域では1952年にも大規模な地震が発生し、岩手県では高さ1メートルの津波が記録されました。
4. 沖合の情報と最大津波警報について
🌐沖合での津波観測(午前11時28分現在)
・宮城県・金華山沖の海上GPS観測装置にて、午前10時46分に津波を観測
・茨城県・神栖市沖の水圧センサーにて、午前10時55分に津波を観測
⚠️ 最大で高さ3メートルの津波を予想
本地震は午前8時25分に発生。当初はマグニチュード8.0と推定されていましたが、アメリカ(米国地質調査所)およびハワイなどの国際機関のデータをもとに、M8.7へと上方修正されました。
海外で発生した地震に伴い、日本が津波警報を発令するのは、2010年のチリ地震以来初めてです。
⚠️ 注意喚起:
・津波は予想よりも高くなる可能性があり、内陸深くまで到達するおそれがあります。
・最初の波よりも後の波の方が高くなる可能性があります。
・安全が確認されるまで、絶対に海岸には戻らないでください。
・周囲の人々と協力して避難し、NHKやラジオ、防災アプリなどで最新情報を確認してください。
5. 結論
カムチャツカ半島沖で発生したマグニチュード8.7の大地震により、北海道から和歌山県にかけての太平洋沿岸地域に深刻な津波警報が発令されました。
各地で実際に津波が観測されており、現在のところ最大で50センチの津波が確認されていますが、今後最大3メートルに達するおそれがあります。
⚠️ 津波は1回限りではありません。後から来る波の方が大きく、より危険な場合があります。
⚠️ 津波は予想を上回る高さになり、内陸深くまで到達する可能性があります。
📢 ご自身と地域社会の安全のため、次の点にご注意ください:
・安全が確認され、正式に警報が解除されるまで、絶対に海岸には戻らないでください。
・近くに高台がない場合は、津波避難ビルなど安全な建物に速やかに避難してください。
・周囲の人にも避難を呼びかけ、共に安全な場所へ移動してください。
・NHK、ラジオ、防災アプリ、自治体の公式情報などから最新情報を継続的に確認してください。





